ジブリ関連、宮崎、高畑監督ものの再放送は何故か見てしまうもののようです。
我が家は銭形のとっつぁんの名セリフのあたり、終わり5分ほど見ました。
カリオストロの城やナウシカ、ラピュタなど 一年に何度も見るような男性がたまにいますがロマンチストですよね。
私は監督の一定の女性の好みのようなものを感じてちょっと気持ち悪いです(それを好む人達も同様のシチュエーションに憧れているのだと思いますが)。
また、去り行くルパンに男の美学を演じさせてるつもりでしょうが 逆にもてない男の遠吠えっぽくも感じますし、結局イケメンでもないオジサンが美少女と結ばれることなどないというMっぽい自虐も感じます。
ルパンは素敵な男性ですが、クラリスの優しい「おじさま」としてはあり得ても、男性として意識されるのはピンときません。あるとすれば危険を救われた吊り橋効果で錯覚している状態で クラリスはあと数年後にはお似合いの男性とさっさと恋愛結婚するだろうなという未来が感じられます。
今回 初めて知ったことで衝撃だったのが 天皇陛下の長女、紀宮→現 黒田清子さんが降嫁されるとき御披露目で着たドレスがクラリスのドレスを元にしたものだったということです。ヲタだったんですね。
大変シンプルなものですから そうと知らなければわからないようなドレスです。
ルパンが不死のまま永久に銭形警部とトムとジェリーごっこを続けているのを見ると 男性の屈折した思いを感じてしまいます。
では今日は20時までよろしくお願い致します
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